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(新)パンティ&ストッキングwithガーターベルト #1

ガイナックス新世代、監督:今石洋之、キャラデザ:錦織敦史をはじめとしたグレンラガンスタッフによる最新作。
TVK土曜深夜の放送で観る予定だったのだが、規制の差があるかどうかの確認も含めて第一話だけ先に金曜深夜のBS日テレでも観ておいた。
結果的にBS日テレTVKも同じようなので、以後は観るのに楽な方で視聴ということで。
で、本編はパワーパフガールズサウスパークシンプソンズな、カートゥーン系作画による下ネタ全開アニメ。
事前情報からパワパフっぽいのはわかっていたが、予想以上に色々と混ざっていてそれだけでも賑やかで面白かったなー。
カートゥーン系の絵柄に挑戦した日本アニメ作品って実はそんなに珍しくもないと思うのだが、これだけハイセンスに仕上げられたものは初めて観た。
それでいて、ちゃんとカートゥーンかつ金田系になっているのが立派。むしろこれこそ金田系の正しい進化の方向かも知れない。
一回二話構成で一話ごとに最初にスタッフ名を出すとか、英語になっているとはいえ書き文字演出の感じとか、ノリ的には七十年代ギャグアニメ色も強い。
本当に各要素だけ抜き出すとカオスなのに、グレンラガンスタッフの新作となると全部辻褄合っているから凄いな・・・。
下ネタについても、汚物やらビッチやらやりたい放題やっているわりにはそんなに抵抗なく観られる印象。
絵柄の可愛らしさで何やってもネタとして昇華されてしまう感じか。これならまだまだ暴走していく余地あるかも。
一話目のエロ変身バンクみたいなサービスももっとやってくれたら嬉しいけど。
あと「HEROMAN」のホリィ姉ちゃんに続いてアネゴ肌なキャラやってる小笠原亜里沙と、はじけるレモンな伊瀬茉莉也のコンビが驚くほどハマっている。
小笠原亜里沙は、まさかこういう方向でブレイクしてくるとは思わなかった・・・。
ちなみに石井康嗣はこの絵柄だとやっぱりモジョジョジョに聞こえるぞ。
とにかく、もっと取っ付きの悪いマニアックな一発ネタ作品になるんじゃないかと危惧していたので、意外と間口広いのは良かった。
作画は勿論、脚本も演出も遊びの余地は非常に大きそうなので今後にも期待。