（ＴＶＫ）アスタロッテのおもちゃ！ ＃１２（終）

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お別れデートで気持ちを確かめたあと、電話開通＆帰還エンド。
見た目的には何の問題もない非常に洗練された行って帰ってまた行っての異世界ものエンドで、今期そういうのが多かったなかでも教科書的に良く出来た内容だったと思う。
ただ・・・この一見ほのぼのとしたハッピーエンドの影にある直哉とロッテの恋愛関係がもたらす背徳性について、絶妙にかするように触れてそのまま放置という結構恐ろしいことをしていて、そこを考えると凄いモヤモヤする！！
だって、直哉にロッテのことが異性として好きだと自覚させた直後にほぼ同年代でありロッテの実姉でもある娘との入浴シーンを描くって、絶対まともなロリサービス精神でやってることじゃないぞこれ・・・！！
明らかにこの恋はヤバいものだという表明がある、あるのにそこはスルーする。ファンタジーな異世界に再召喚されてリアルな倫理観は横に置かれる。
これ途中までは直哉とロッテを擬似親子関係に留めて家族の再生を描く話なんだろうと思っていたのだが、この終わり方から察するに奥にあるのはもっと鮮烈なものだったのかも知れない。
ぶっちゃけ、近親相姦を肯定する話に見える。
勿論、直哉とロッテに血の繋がりはないのだが、イメージ的にはギリシャ神話とかその辺の肉親同士の恋愛劇を現代萌え設定でやってるって意識があったんじゃないのかなぁと。
だとすると巧妙に隠蔽しながら今の時代において相当な挑戦をやってのけたことになる。考え過ぎならそれでも良いが、そこまで考えさせてくれただけでも面白かった。
実際テーマ的なことは抜きにしても幼女のパンチラや全裸を規制を最小限に見せていたのは立派だったな。
声優陣では釘宮理恵と田村ゆかりの未だ衰えを知らない幼女マスターぶりが素晴らしかった。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。