猫神やおよろず ＃１２（終）

絵コンテ：森脇真琴で繭の見合いにみんなで乗り込む最終回。
今までと比べてキャラの行動が遥かにアグレッシブになっていて、まるでミルキィホームズ観ているような感覚に。
しかしそれはそれでドタバタが強化されていて面白かった。本当にラスト三部作はテンション高くて楽しかったなー。
それでいて最後の繭と柚子の会話の微妙な距離感の出し方なんかもオチにこれ持ってくるかというこの作品らしさがあって興味深かった。
全体的に、終わってみれば静と動の切り替えが思いのほか激しい多面的な作品だったという印象。
ただ、そのせいでドタバタを期待したらシリアスだったり水着期待したら台風だったり、こちらの望む表情を見せてくれないことも多く取っ付きにくさもあった。
いかにも日常ゆるゆるコメディですって外見してたんで、観ている方のチューニングがズレたというか・・・。
毎回、地味に丁寧なんだけど小さくまとまっていることもあってなかなか作品イメージが広がって行かなかったのも残念。
繰り返すがラスト三話で化けた感じがあるので、これが中盤にきていたらなぁと少し惜しくは思う。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。