NARUTO疾風伝 ＃２４７・２４８

一時間スペシャルで、九尾の狐による木ノ葉襲撃事件の真相。
前半一話目の作監が山下宏幸で後半二話目の作監が甲田正行という、現在のNARUTOを支えるツートップの揃い踏み。
作画に関しては派手なアクションで暴れる一方で、ドラマの熱に合わせた堅実な芝居もこなしていて好印象。
・・・考えてみれば、NARUTOのアクション回でキャラ作画が崩れないってそれだけで新世代の台頭を感じるよなぁ。
特に九尾の荒々しい顕現の描写、ミナトVSマダラのスピーディーなバトルは見応え充分だった。
そして里の危機とナルトの両親の死を描く物語も濃密な出来に。
夫婦揃って九尾の爪に貫かれた状態で母親が延々とナルトにお節介な言葉を掛け続けるシーンは、シュールなことにはなっているのだが「母の強さ」を如実に語ってもいて凄いバランスになってたな。
あと、ナルティメットのCMどこまで悪ノリしていくの！？　ABCの歌はさすがにアウトだろー。