ブラック★ロックシューター ＃４

ブラックマリーシューターの悪意にまみれた脚本がヨミを撃つ！！　なんなのー！？　なんなのなんなのなんなのーっ！？
というわけで、すっきりしたカガリが無邪気にヨミにトドメ刺してヨミが精神崩壊する話。
うわぁ・・・とリアルに声が出てしまうクライマックスの展開には本気で誰か岡田麿里を止めてくれと思った。
嫌な記憶をなくしたがゆえに、それまでの関係性までオールリセットしてしまい取り残されたものを追い込んでいくという、ミもフタもない連鎖がひたすらキツい。
キタエリキャラは自分のソウルジェムが浄化されても他人のソウルジェム濁らせるのな・・・！！
カガリに呪縛されていたように見えたヨミが、その実カガリに依存していたという残酷でしょうもない現実をことさらドライに抉り出していく展開の積み上げ方も恐ろしかったなー。
オセロみたいに状況によってパタパタと各キャラの属性が反転していく構図も凄く巧みで感心するんだけど、それも含めて突き放し方が容赦ない。
それにしてもカウンセラーが敵になることといい、裏世界のバトルといい、心理学的なアプローチを拒むような精神描写になっているのが興味深くはある。