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LUPIN the Third -峰不二子という女- #4

穢れた大人な銭形とタン壺女な不二子がヤったりヤられたり。
別に銭形と不二子に肉体関係があってもこの作品の雰囲気からすれば不思議でもないのだが、そのせいでキャラ描写がむしろ薄くなっている気がするのが引っかかった。
何か不二子にしても銭形にしてもダーティーというより単に安っぽくなっちゃってるのが残念。
あれだけカッコつけておいてルパンにやられる姿はいつものギャグ調なのも余計情けない・・・!!
むしろメインキャラの掘り下げというよりも、銭形にくっついているガチホモ美青年のキャラを見せる為の仕掛けだったのだろうか?
あいつ明らかに一人浮いてるんだけど一体どういう存在になっていくのかまだ見えないな。
汚れた関係を武器にしていた銭形と不二子も、大泥棒ルパンですら一人の女の狂気に似た愛に出し抜かれてあっさり話が終わってしまうラストの演出は面白かった。
不二子のような生き様とは真逆で、それ以上に狂っている女優の存在は色々と難解だ・・・。
というかこの作品、結局不二子の価値観を肯定するところには向かわないんだろうか?
女としてはまだまだ未熟で、これから本当の意味で「不二子らしさ」を掴んでいくということなのか。