銀河へキックオフ!! ＃１１

試合は三つ子と玲華ちゃんの活躍で勝利したものの、三つ子のラストプレイが波紋を呼ぶ。
相手のオウンゴールを誘う舐めプを始めた段階では三つ子の性格の悪さが問題になるだけかと思ったが、そこから更にテーマが深く潜っていって非常に興味深かった。
なるほど、三つ子の「性格の悪さ」もまた個性であり武器なんだからそれを一概に否定したくないというコーチの想いと、そうはいっても日本の少年サッカーは教育の一環なんだという現実が激突すると！！
「銀河一を目指す」って目標設定も、ここで日本的教育サッカーの壁が現れることで単なるイメージではなくシリアスな問題提起に変わっていくのか・・・良く出来てるなぁ。
確か原作ではコーチが主人公ポジションらしいけど、こういう展開になるならそれも納得。
三つ子の親父も曲者っぽいし、三つ子の件はこの作品にとって根本的な話なんだな。
そしてこの状況で玲華ちゃんのママまで乱入。こちらも教育の部分がクローズアップされて、一つの答えを出すことになるのかな。