LUPIN the Third -峰不二子という女- ＃１１

オスカー、ヤンホモの果ての末路。
もう残り話数も少ないのに不二子ほったらかしてオスカー回ってどうなんだ。
しかも純愛と嫉妬に狂い道を踏み外し自作自演の事件を起こして破滅していく様子が、不二子よりもよほど「女」の業に満ちていて見応えがあった。
何でオスカーなのか、何で男から男への思慕を題材にしているのか、一見して共感の外にある仕掛けが続くのだがそこに込められている本気には何だかんだで圧倒されてしまう・・・！！
愛しの銭形警部に全て見抜かれたオスカーが命を捨てて真実の想いに辿り着くまでの過剰にドラマティックな演出はギャグ寸前とはいえ勢いは見事だった。
というか、男だから最悪ギャグで済んでいるのであって女だったら完全に不二子食っちゃうし重過ぎるしでバランス取れなかったのかも知れないなー。
梶裕貴の多才さが今回も存分に発揮されていたのも楽しかった。
オスカーはこれで退場・・・と思わせてあのラストからするとフクロウに助けられてるのか？
もし助かっているなら改造でもされてラスボス化もあるのだろーか？