ヨルムンガンド PERFECT ORDER #3
ヨルムンガンド PERFECT ORDER オリジナルサウンドトラック
アールとヘックス、ココとブックマンという二匹の怪物に付き従った両者の最期。
アールの死に様は男を貫いていて非常にカッコ良かったが、その死がココの中の怪物を目覚めさせていく後半の流れは仲間の死に勝る壮絶さを感じさせた。
ヘックス殺す為だけに爆撃要請する派手さは痛快でもあったけど、個人であんな武力を操られたらたまったもんじゃない。
アールの裏切りを知った際の普通の少女のような戸惑いと、そこからの豹変もココの複雑な魅力が良く出ていたな。
一方でブックマンが「両腕」の亡霊と他愛もない世間話をするオチも、ブックマンの底知れなさと人間味が同時に出ていて圧巻。
ココが人間性を捨てて怪物化していくのだとすると、ブックマンは人間が人間のまま怪物になっているようで余計に怖い。