中二病でも恋がしたい! #11
TVアニメ 中二病でも恋がしたい! ドラマCD 極東魔術昼寝結社の夏に聞く黙示録
・中二病を卒業した六花と、その現実を受け入れられない凸森の葛藤。
・「普通」になった六花のたどたどしさと、それに自分の存在を否定されていくような凸森の切なさは同様に変化の痛みを見せていて真面目に身につまされた。
・凸森が勇太に感情を叩きつけるクライマックスは上坂すみれの全力が素晴らしかったなー。
・演技力の向上もさることながら、自分が中二病だとわかっているという叫びに、あれほどの深刻さを滲ませられる声優は非常に貴重!!
・また勇太の決断が結果的に六花を追い詰めることになる、現実に対するままならなさも青春ものらしい雰囲気が良く出ていた。
・とはいえ、ラス前だからってここまでシリアスに突入することを誰が望んでいたんだろうかという気はする。
・開始当初は京アニ作品カラーとして「氷菓」と好対照の「中二病」という印象だったのに、いつの間にかほぼ同じ路線に入っているのは凄く興味深くはあるが。
・あと、モリサマーがマジ聖母。考えてみれば実際にモリサマーを崇拝してくれていた凸森は子どもみたいなものなんだろうなー。