トータル・イクリプス ＃２４（終）

トータル・イクリプス 第6巻 初回限定盤 [Blu-ray]
TOTAL ECLIPSE SONG COLLECTION (DVD付)
・暴走するクリスカ＆イーニァを止めて、世界の危機も回避して恋敵エンドな最終回。
・一応盛り上がってはいるんだけど、どうしてもガンダムで言う強化人間エピソードで終わっちゃた打ち切り感が・・・。
・恋も戦争もこれからが本番だってオチなので実際打ち切りには違いないのだろうが。続きは原作？　ゲーム？　まさかの第二期？
・エンドカードの温泉＆レーザー級に、スタッフが一番楽しんでいたのがどこだったのかが現れていた気がするなぁ。
・全体として、テーマ的にも実際の現場的にも「理想と現実」のギャップに苦しめられ続ける作品だったという印象。
・長年のブランド構築でファンにもスタッフにも確固たる理想形があるだけに、逆にアニメらしい独自の解釈や想像の入る余地がなく表現を縛っている感じを受けた。
・特にCGロボット描写については、これがこの作品のウリだという明確な個性がなかなか見えてこなかったのがツラかった。
・スピード感なのか重量感なのか、リアルミリタリーなのかスーパーバトルなのか、主役機が試作という設定があったにしてももう少しはっきり「武器」を示しても良かったと思う。
・一方で人間ドラマに関してはラブコメと陰謀劇の並列展開が意外なことに面白い落差を生んでいて退屈せずに観続けることが出来た。
・狙ったわけでもなさそうなんだけど、後半からの唯依デレと中華無双は純粋に楽しかった。
・あとは何といっても、主題歌騒動に作画危機に二回の総集編にと、図らずも制作上のネタ要素に事欠かなかったことが充分エンタメしていたなー。
・倖田來未の主題歌がいつの間にかクセになってしまうとは・・・！！
・ともかく変な意味で実にスキャンダラスな、個人的には好感の持てる作品だった。
・スタッフの皆様、お疲れ様でした。