へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

なれのはて 過去感想は作品タイトルで検索してください

スポンサードリンク

リトルバスターズ! #22・23・24

リトルバスターズ! 5 (初回限定版) [Blu-ray]リトルバスターズ! 6 (初回限定版) [Blu-ray]クドわふたー Converted Edition
22話。クド編続き、悩んだ末のクドの里帰り。
今回は様々に「世界の謎」を感じさせる奇妙な演出が仕込まれていて、ぶっちゃけこれだけ観たのではさっぱり意味がわからない。
唐突に現れる花澤香菜の人は、声が花澤香菜でなかったらキーキャラだとは気づかないよなぁ・・・。
一番の謎は双子編に続いて肝心の場面で西園さんだけ消えていることなのだが、クドの見送りにいないのに他の誰も気にしてないのは不気味で仕方なかった。
あの瞬間、リトバスメンバーの記憶からも西園さんは消えてたりするのか・・・?
京介だけはリーディングシュタイナー的な認識があって、今回クドも覚醒したってことかな。


23話。クド編ラスト、遠き異国へ届け友情パワー。
・・・感動的な演出はされているが、前回以上に何が起こっているのかわからなくて怖い!!
クドが地下に監禁された辺りから完全に現実ではなくなっていたようなのだが、あれはクドの心象風景なのか妄想が混在しているだけなのか。
脱出したら裸マントでしたってクライマックスシーンは、クドの心が解き放たれていくことの隠喩として読めば簡単ではあるが、実際に何が起こっていたのかを考え出すとシャレにならないよなー。
表面上の良い話と、裏で動いている謎が物語を多層化していて、それが面白くもあり厄介でもあり。


24話。鈴が小鞠の協力を得て人形劇をする話。
小鞠の描いた絵本の内容が世界の秘密に対する大きなヒントになっているようだが、これって理樹だけでなく鈴も世界の秘密に囚われた側の人間ってことなんだろうか?
仲間達の全ルートをクリアすると全員消えてトゥルールートが開放されますと・・・。
原作の発表時期からすると、2000年代メタギャルゲーの一つの決定版のような物語になっているのかな。
ただ、そういうことは置いといても今回は鈴と小鞠の百合友情と、消えた小鞠を探す一連のシーンの出来が非常に良かった。