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【日々適当】秋のオリアニ、コメット・ルシファーがロボットアニメだったらしい話

 

 一ヶ月前のワンフェスニコ生が今日タイムシフト期限なんで、見落としていたWUGのステージやうーさーステージを見直していた。「わぐばん」でも聞いていたけど、WUGがここで披露していた続劇場版主題歌「少女交響曲」は凄く面白い曲。最初は壮大で今までのイメージを覆すのかなーと思わせて、サビからいつものWUGが戻ってくる、そのうえで二番以降は更に先に行く……って感じが非常にWUGらしい。調べたら発売日が今日だったけどステマじゃないよ!!

 あと、うーさーステージがうーさー無視してログホラEDとスペースダンディOP歌っていて得した気分になった。

 そして本題。この一ヶ月前のワンフェスで「オリジナル新作発表会」という作品タイトルも明かされない謎のステージがあった。それがエイトビット初の完全オリジナル作品「コメット・ルシファー」の初披露イベント。

 

 

 改めて見たら、いきなりスタッフが渋滞に巻き込まれ遅刻して、作品内容をまったく知らない司会と主演の二人、大橋彩香と諏訪彩花のWアヤカが適当に場を繋ぐ恐ろしいステージだった。最初からこんなんで大丈夫なのかと心配せざるを得ない。

 しかも遅れて最後に現れたスタッフ(シリーズディレクターの中山敦史)が「制作は順調に遅れています」と宣言するし、放送二ヶ月前の時点でアフレコがまだまったく始まっていないこともバラされているし、色々と不安な要素が多いのだが、その一方で現在BS11ではミュージックPVを使った長尺のCMが早くもガンガン流されていて気合いのほども伺える。

 ちなみにPV曲を歌うTRUEのステージもあって「バディ・コンプレックス」の時に続き素晴らしいパフォーマンスだったのだが、これイメージ曲であって主題歌じゃないのな。それをCMで刷り込ませてどうするんだ……?

 ともかく、来期の注目作なわけですが、肝心の内容が今まで見えてこなかった。それが昨日、公式サイトが一つのキービジュアルを追加して状況一変。

 

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ロボットアニメだった。

 

 しかも王道、ド直球のボーイ・ミーツ・ガール異世界ロボットアニメっぽい。

 考えてみれば監督が「マクロスF」の菊地康仁なんだからその方向性は自然なのですが、エイトビットとのコンビだとどうしても「IS<インフィニット・ストラトス>」の方がイメージ強いのでPV詐欺も相俟って美少女アクションなのかとミスリードされていた。

 ただ、せっかくミスリードに成功していたのに何でこんな半端なタイミングでロボットアニメだと明かしてしまったのかは不思議なところ。

 オリジナルアニメで細かな内容を伏せ、ロボットアニメであることを隠していた作品というと谷口悟朗&倉田英之の「ガン×ソード」を思い出すが、あれは初回放送まで隠しきって驚かせたから効果的だったわけで、発表会から一ヶ月してするっと「実はロボ出ます」と言うことにどんな宣伝効果があるのか……いや、自分も話題にしているしそこそこニュースにはなっていたようなので効果はあるのか。

 

 自分としてはここにきて来期「機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンス」「蒼穹のファフナーEXODUS第二期」に並ぶロボットアニメの弾が出てきたことには素直に喜ばしい。そしてこの「コメット・ルシファー」のロボットデザインにはかなり先進的な魅力を感じる。

 ここ数年、巨大ロボットはスマートでシャープな方向に進化を続けて、結果としてどれも似たり寄ったりなシルエットになっていく傾向が止まらずにいたので、このマッシヴで怪物的なデザインは面白いと思う。メカデザインの柳瀬敬之はまさにそのシャープなロボをデザインし続けていたのが、最近はマッシヴなロボデザインも出してきていて今回そのコンセプトをどこまで推しているのかには注目したい。

 果たしてこれがオリジナルロボットアニメの火を消さない為の力となるのかどうか……。

 

 適当に終わり。