デルトラクエスト #29
デルトラクエスト 4 [DVD]
僕の太陽
OP変更。
AKB48ですか!? オーストラリアとアキバの奇蹟のコラボ。
この作品の方向性を端的に示しているようだ・・・。
作画も、ジャスミンに力入ってたし。
本編は半総集編。
再会したリーフとジャスミンがちょっと良い雰囲気になった
絶妙のタイミングでやってくるバルダがお約束過ぎて笑った。
彩雲国物語2ndシーズン #15
彩雲国物語 第13巻〈初回限定版〉 [DVD]
彩雲国物語 セカンドシリーズ 第1巻〈初回限定版〉 [DVD]
影月、死す。
今までの想い全てが結実する感動的なシーンのはずだったのに、
イメージシーンで全裸になった影月の尻見せが激し過ぎて
それどころじゃなかったぞ!!
いや、この土壇場でサービスされてもなぁ・・・。
あと、強引にごまかしていたとはいえ、
この時間帯のNHKアニメで生首出してきたのにはびっくり。
地球へ… #16
地球へ・・・ オリジナルサウンドトラック
JET BOY JET GIRL(初回生産限定盤)(DVD付)
This Night
メギドシステムを止める為、ブルーが最期の戦いに挑む。
全裸で水槽に入れられてた幼女フィシスに一目惚れしたとか、
フィシスをキースに寝取られかけたのを気にしてたりとか、
最期の最期でブルーの人間臭い一面が垣間見えてきて、
これはこれで魅力が深まった。主に駄目な方向にだけど。
それにしても、キースを巡る軍内部における
男同士での嫉妬の嵐が凄いなー。
時をかける少女
フリースタイル VOL.7 特集 細田守──『時をかける少女』を作った男
原作:筒井康隆、過去幾度となく映像化された作品を俊才、
細田守がアニメ映画化。制作はマッドハウス、
キャラデザは貞本義行、美術監督は山本二三。
・・・というような説明はもはや不要なほどに
昨年ムーブメントを巻き起こした傑作の呼び声高い作品。
原作からはタイムリープ、未来人との恋といった
基本要素だけを拝借してキャラやストーリーはオリジナルに。
最大の変更点は主人公が現代的で猪突猛進な女の子になったことで、
とにかくこの真琴という主人公を描いて見せることに
全てを集約した作りになっている。
なので、非常にわかりやすい。
意外と、背景設定や人間関係などは複雑なのだが、
真琴だけ見ていれば良いのでそういう部分で引っ掛かることがない。
当たり前のようで難しい、観客の視点・感情誘導が
とにかく巧みで懇切丁寧。職人芸的な上手さを感じる。
一方で、特に前半のコメディ中心の流れのなかでは
意欲的なカットが多くて、同時に演出の若々しさも見えるのが面白い。
画面外から飛んでくるボール、固定画面で引いて戻ってくる
土手からのタイムリープシーン、カラオケでの繰り返し、
そして真琴の魅力的なちょっとした挙動や仕草の数々などなど、
細部へのアイディアが豊富でワンカットごとに熱意が凝縮されている。
これは、日本でも有数の演出力を持ちながら
それを思う存分披露する機会に恵まれてこなかった
細田守という監督の不遇な境遇が生んだ一種の奇蹟だなー。
この上手さとこの勢いが同時成立するのは、
恐らく生涯においてこのタイミングしかなかったはずだ・・・。
また、その演出を支える素晴らしくハイレベルな作画・美術、
そしてナチュラルな現代性を与える声優陣の演技といった
スタッフワークの良さも見事。貞本キャラデザにしろ、
影なし作画にしろ、夏のイメージを伝える背景美術にしろ、
一つ一つはそれだけだと結構浮く要素だと思うのだが、
総体として物凄くバランスがとれている。
声優なんか、もう少し上手いとオタク寄りになり過ぎるし、
もう少しヘタだと萎えて台無しというギリギリ突いてるもんなぁ。
あのラストのハァハァはあの演技じゃないと
いかがわしくなるかわざとらしくなるかどっちかしかない・・・。
ともかく、技術的な面においてはほぼ文句の付けどころがない。
そして、ストーリーにおいても、タイムリープの現代的再解釈、
ノスタルジックで切ない恋心といったテーマの扱いは
ハズしたところがなく、一般受けもするし深い考察も受け入れる
実に間口の広い内容になっている。単純に感動的でもある。
ただ・・・個人的には何というか、どうにもモヤモヤした感情が残り
素直に絶賛して終わるような心境になれなかった。
それが何故なのか自分でも良くわからないのだが、
何かこう、最後の最後で納得いかないんだよなぁ・・・。
未来に一体何があったんだとか、あの絵は何なんだとか、
未来に帰ったならチャージして戻ってこれるんじゃないかとか、
そういう設定上の突っ込みどころが気になっている点もあるのだが、
そこは意図して完成度の為に切り捨てている部分だろうから
突っ込んじゃいけないというのはわかるので、
それだけですっきりしないわけじゃない。
たぶん、二人乗り自転車が過ぎ去るように、あの告白された時間は
もう二度とは戻らないという認識を真琴が持ってから、
それを呑み込んだうえでなお「走っていく」というまでが
早過ぎるというかあまりにも唐突で、話を締める為に
言わせただけといった風に聞こえてしまったというのがあるのかも。
それまで絶妙にシンクロしていた真琴の感情と作品のテーマが、
一番重要なタイミングでズレたような違和感があったというか。
現代的で現実主義な少女として描かれていた真琴が、
そこだけメルヘンチックなんだよなぁ。
未来で待ってると言われても、具体的にどうするんだ?
それは待ってるだけのおばさんと何がどう違うのか?
その違いをラストシーンで明確に出して欲しかったのかも知れない。
ただ、やはりそういう無理を控えたからこその完成度なのだろうし、
それでこの作品が傑作であることが変わるわけではない。
細田守にはこれからも一般性を持ったアニメ作家として
打倒ジブリの道を邁進していってもらいたい。
7/23追記。
何か中途半端な文章になっているのであとで掲示板に書いたものを転載。
・(走っていく、が未来に絵を届けることだとして)
つまり、「あの絵を未来に届ける」ということは恐らく
戦争か飢饉か文明断絶か、ともかく酷い状況に
陥っている千秋の未来を変えていくという意味なわけで
(まさかおばさんの後継いで修復師になるって意味じゃないだろうし)、
そんな雲を掴むようなことをあの瞬間に真琴が
決意出来るとは筆者には思えない。
なので、たぶん真琴はそこまで深いこと考えずにより良い未来に向かって
頑張っていくという程度の意味で言っていて、ラストの入道雲はそういう
「ムクムクと湧きあがっているが実体のない想い」の象徴なのかなー、
というところまでは考察したのだが、
それで終わっちゃうのはどうなんだというまた別の問題が出てきて、
まあ色々と混乱したわけです。
観終わってから一日中、ず〜っと頭の霧が晴れずにネット上の批評など
いくつか見たのだが、あのラストのセリフについては結構人によって
解釈が違うみたいで、読んでたら余計に混乱が広がってしまった……。
再会の約束と取るか決別の言葉と取るかで全然違うんだよなぁ。
・EDがカットされてたのは大きいかも。
色々考えたんだけど、あの作品が「わかりやすい」というのは間違いで、
実はあの最後の選択までを一本道に作り込みながら
そこで観客の判断によって無数にラストの解釈が分岐するような作りに
元々なっているんじゃないかとも思った。
EDを観ながら思い出のなかで完結するように
そもそも設計されている、と。
ちなみに上記の考えもやっぱり納得しきれない・・・。
絵コンテ集とか読んだ方がいいのだろうか。
(TVK)さよなら絶望先生 #3
さよなら絶望先生 特装版2 [DVD]
人として軸がぶれている
海外組登場編。
木村カエレは、この独特の絵作りのなかだと金髪が目立って
随分と可愛く見えるなー。マリアも結構浮いてはいるけど。
箇条書きギャグが初登場。一画面使った黒板ネタみたいで
あんまりアニメだと効果的じゃないかも・・・。
黒板ネタの方は「起きたらきら☆レボ」がツボだった。
しかし、全体的には若干テンポ悪かった印象。
(TVK)アイドルマスター XENOGLOSSIA #16
残酷よ希望となれ
アイドルマスター XENOGLOSSIA オリジナルドラマ Vol.2アイドルマスター XENOGLOSSIA キャラクターボーカルアルバム Vol.1
OP変更。
シリアスモードに入ってはいるものの、
舞−HiMEの時ほどインパクトはなく、
音楽も作画も盛り上がりに欠ける気がしたなぁ。
本編は、春香がアイドルデビュー。
あー、ここまできてようやくアイドルマスターらしい展開に!!
今更そんな要素入れなくて良いんじゃないかとは思うが。
春香が忙しくなることで寂しさを募らせるインベルの様子が、
子供っぽくて笑ってしまった。というか精神年齢は子供なのか?
そして雪歩がいよいよ黒化の兆候。
裏切った真も参戦するようだし、アイドル展開から
一気に鬱展開に突き落としていく流れになってくるのかな。
(TVK)ひぐらしのなく頃に解 #2
ひぐらしのなく頃に ファンディスク 雛見沢事件録 II -還-〈初回限定版〉 [DVD]
奈落の花 対象 a
厄醒まし編、一話目。
まずはブルマで鬼ごっこという全編日常編からスタート。
二期目に入って予算が増えたのかスタッフが馴れたのか、
とにかく作画の遊びが目立っていて面白かった。
倉庫の扉を開けるシーンは鬼隠し編を連想させる
仕掛けだったのだろーか? ギャグが飛ばし過ぎてわからなかったが。
富竹&鷹野が出てくると一気に嫌〜な空気が湧いてくるところとか、
一期を知っているからこそ感じる部分もあって興味深い。
スカルマン #13(終)
ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
というわけで、スカール様誕生物語、ここに完結。
009とのリンクはあくまで雰囲気だけのもの・・・と
思っていたが甘かった。まさかここまでズバリなオチ持ってくるとは!!
しかし、何でマスクの変声機能を若本仕様に
改造する必要があったんだよブラックゴースト!?
あの中身が洗脳隼人というのも哀しいなぁ。
結局、バッドエンドになってしまったが、
霧子が抱いていた赤ん坊はまさか隼人との子供なのか?
っていうかあの二人、子作りしてたっけ・・・?
オチの衝撃度に全部持っていかれてしまったが、
本編のアクションもキレがあってなかなか見応えはあった。
全体としては、とにかく序盤のスローペースが惜しまれる。
謎を匂わすにしてももっと上手いやり方はあったんじゃないのかなぁ。