黒執事II #3
マダムレッド事件を忘れたシエルの前に、再び赤い死神が舞い降りる。
・・・単純に第一期のオリジナル要素が消えたわけではなく、マダムレッド事件に関する記憶も消えているとは意外だった。
あの事件はシエルの行動原理を根底から変えていくきっかけだったわけだから、それが隠蔽されていることの意味は大きいな。
セバスチャンの態度からするとシエルの魂を高潔だが世間知らずだった初期の状態に戻したいんだろうか?
しかしシエルの記憶だけが消えているならわかるのだが、周囲の変化の意味がわからないんだよなー。劉だけ生き返っていて他の死者はそのままっぽいし、ロンドンが燃えた最終決戦の歴史も残っているみたいだし。
最終決戦がそのままなら女王も死んでるはずだろうけど、そこは女王が原作版に入れ替わってるのか? シエルだけ第一期世界からパラレルな世界に記憶消去のうえで移行してるとか? 今はまだ色々考えても本当に無駄かな・・・。
ノリノリで登場したグレルについては実に気合い入った描写がされていて嬉しかった。
花嫁達が次々と発火し街が燃える今回の事件の内容も、三話目からダークさと派手さを上手く両立させた話を出してきてくれたことに感心。
祝福のカンパネラ #2
未来回帰線 Coccarda
覚醒したロボッ娘にパパとして慕われて修羅場になったけど、それはそれとしてパーティ組んでモンスター退治クエスト開始。
いきなりロボッ娘が現れるという事態も意外とすんなり受け入れてさっさとバトル展開に進んでいく構成の割り切り方がちょっと面白かった。
別にロボッ娘が出てきたくらいどうってことのない世界観なんだなー。むしろ視聴者的にはセクハラ国家元首が石丸博也だったことの方が衝撃的だった。何だその無駄遣い・・・!?
パーティーバトルのシーンは、BGMが妙にカッコ良いのをはじめとして正しくRPG的な盛り上がりを作っていて、正直予想外に良い出来だった。
エロを差し引いてもゲーム原作アニメとしてわりと真面目な作りなのね・・・。
しかし、ハーレムでもバトルでも常に笑顔を絶やさず動じない主人公のキャラがまったく掴めない・・・どころか、こいつの方がよっぽどロボっぽいと思ってしまうんだけどそのうち内面に切り込むような展開が出てくるのだろうか?
あと、他のニコニコ配信作品と比べて再生数では負けているものの何かコメントが活き活きしているのは居心地が良いなぁ。
セキレイ〜Pure Engagement〜 #2
風花、ゲットだぜ編。
飲んだくれでアンニュイで露出過多な風花の魅力は存分に発揮されていて、とりあえずそこにいるだけでエロい絵作りも含めて見事だった。
月海の相変わらず過ぎるツンデレうっかり役立たずぶりや、皆人が誘拐されたあとの電話漫才など他のキャラの見せ方も楽しかったな。
しかし・・・相手が紅翼じゃなかったら皆人は一体何度殺されているんだろう?