2005-04-22 紅の豚 アニメ映画 何度か過去に感想を書いているはずなので、 繰り返しになっているかも知れないが、 とにかく見るたびに味わいが増していく作品。 世間的にはフェミニストでエコロジストで 反戦思想家、みたいに思われている宮崎駿が、 その本質たるマッチョイズムと兵器フェチと 戦争ロマンチズムと女々しいセンチメンタリズムを 全開にして作り上げた「オレ映画」である本作。 何かもう、年取っていくごとに、 「女子供にこの映画の良さはわかるめぇ」みたいな 気分が高まっていく。ある意味恐ろしい作品だ。