へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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ガイキング #13

ガイキング VOL.1 [DVD]


劇場版クオリティー再び!!


予告の段階では、これは作画が悪いのかそれとも
上手い作監の色に染めているのか判断が微妙だったのだが、
冒頭のノーザにぶん殴られて吹っ飛ぶ部下の
あまりにも物凄い動画枚数に、これは神回だと確信。
人物作画もこれはこれで日常芝居が非常に上手かったのだが、
更に戦闘シーンになると、もう手が付けられない!!
第一話も劇場版クオリティーを思わせたが、
今回はそれに輪をかけて凄まじかった。
特にフェイスオープンから、閃光になっての飛翔シーン、
格闘、必殺技の応酬といった一連の流れは究極レベル。
これは本当に、原画メンバーはどうなっているんだろうと
EDクレジットを楽しみに待ったのだが――


工原しげき・中村豊・橋本敦史・松田宗一郎今石洋之
雨宮哲・和田高明・橋本英樹・渡辺浩二・三輪和宏・大塚健
中鶴勝祥・濱洲秀喜・山下高明・すしお・坂崎忠・馬場充子・
甲斐泰之・井上香織・黒柳賢治・林祐己・村俊太朗・西田達三


何だこの狂ったような面子はっっっ!!?
東映ボンズガイナックスの最強連合艦隊っつーか・・・。
一体何がどうしてこんなメンバーが唐突に集結したのだろうかと、
当然疑問に思ったのだが、この原画陣の上にキャラ作監として立った
「西田達三」という名前に憶えがあったので検索してみたら・・・。
ああっ!! WEBアニメスタイル細田守インタビュー(リンク)で
「オマツリ男爵」で大活躍していたと絶賛されていた若手だ!!
で、その記事読み返してみると、今回の原画陣と
「オマツリ男爵」の原画陣が結構被っている。
てことはつまり・・・みんなで目をかけていた弟分が
作監やるっていうんで、先輩方がご祝儀として集結したってこと?
それはまた何とも豪勢な・・・。
これたぶん、スポンサーもついてない、
僻地に飛ばされること決定済みの作品だからこそ、
こういう無茶が出来るという側面もあるんだろうなー。


ちなみに、ストーリーの方も三条脚本ということもあって
熱かったんだけど、ガウスが親父と何の関係もなかったのは拍子抜け。
頭撫でたりセリフが被ってたりしたのは単なる偶然なのね・・・。
あと、ガウス不在で艦長職を任されたのが、
副長ではなくルルだったのに笑った。いいのか、副長はそれで。