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精霊の守り人徹底研究

精霊の守り人 (新潮文庫)
NHKBS2で始まる新番組「精霊の守り人」の三時間特番。
半分くらいは以前放送した神山監督のドキュメンタリーを
再構成したものだったが、それにしてもこの扱いは破格。
よっぽどNHK的にもプッシュしてるんだろうなぁ・・・。
神山監督とプロダクションIGの紹介の為に、
攻殻SAC第二話もノーカット放送。
日テレ地上波版とはOP&EDが違うので貴重だった。
監督と原作者を交えてのトークイベントの様子も放送されたが、
原作者がイデオンの原画集買うほどのオタクという話に笑った。
大学教授もしているということで喋りが上手く、
世界観の構築など理論的に話していて非常に面白かった。
監督との意思疎通や信頼関係もばっちりの模様。


そして、二時間半引っ張って引っ張って第一話先行放送。
これだけ煽って本編がつまらなかったらどうしようかと思ったが、
まったく問題なく素晴らしい出来だった。さすが神山健治!!
こだわりまくっていた世界観の表現については、
まだ見えきっていない部分もあるが非常に丁寧で好感触。
そして、主人公バルサのキャラ表現も上手かった。
脚本を練りに練っている様子がずっと紹介されていたが、
本編を見ると実にスマートにストーリーの流れと
バルサのキャラを魅力的に見せることが重なっていたなぁ。
それでいて物凄くわかりやすいエンターテイメントになっている。
作画も派手な見せ場こそないものの見事な完成度。
問題はこのクオリティーで週一放送出来るのかということだが、
今は素直に期待しておきたい。
しかし、デルトラの裏になるんだよなー、
日豪児童文学異世界ファンタジー対決か・・・。
まあ、そのうち地上波でも放送するんだろうけど。
どうも本来はシネスコで左右が切れているようなので、
地上波放送時は16:9になるいつものパターンかな。
あと、OPが土6っぽいのはラルクのせいかと思ったら
演出が京田知己だったのね。EDは彩雲国に続いてタイナカサチ