機動戦士ガンダム00 ＃４

ソレスタルビーイングの存在を利用し反米独立を訴えたタリビアが
逆にソレスタルビーイングにボコられる話。
反米マッチポンプとそれを更に利用するアメリカという
政治図式を見せる話なわけだが、やっぱり三百年後の設定で
それはむしろリアリティを損なうんじゃないかと思ってしまう。
タリビアという国際的に配慮してるんだかしてないんだか
中途半端なネーミングもどうなんだろう・・・。
政治的駆け引きを、各陣営とこれからその政治的戦場に
参戦していこうとする皇女様の視点で分解して語っていたのは
まどろっこしくはあったが、それくらいやらないとわかりにくいか。
結局、今のところ説明の連続で話を進めるしかないので、
ここからどうキャラのドラマに乗せてドライブしていけるかが問題だなぁ。
刹那のドラマは、どうやら平和のなかでも戦場を想像せずにはいられない
少年兵の宿命ということになりそうだが、刹那自身が抱える矛盾が
そのままソレスタルビーイングの姿と重なっていくような流れになるのかな。
沙慈がラストで無邪気な意見を言っていたのが
二人のその後の関係がどう変化していくかへの伏線？
水中にガンダム隠してるのには笑ってしまった。そんなんでいいのか。
そして、人革連には超人機関とやらが作った強化人間少女が、
ユニオンにはグラハムのカスタムフラッグが追加。
強化人間は人革連ってのも何か偏見を感じるが・・・しかしあの娘は
一体何人なんだ？　ソーマって名前からするとインド系のようだが、
見た目が他の人革連キャラから浮き過ぎだよなー。
他の国のキャラは人種をあまり意識させないんだけど・・・。
声がハロと同じなのは大した意味なんだろうか？
カスタムフラッグが意外と強いところを見せたあと、
「汎用性が高過ぎるぞガンダム！！」に持っていったのは
ガンダムがただ強いだけの機体ではないと示していて上手かった。