CLANNAD #11
絵コンテ&演出:荒谷朋恵、作監:高橋真梨子。
今回は独特でありつつ要点を上手く押さえた作りで完成度高かった。
変な部分では、魔法少女杏の変身シーンと朋也の悪夢シーン。
変身シーンは普通にクオリティ高かったが、
悪夢のシーンはあれどういう感覚で作ってるんだ!?
だんご大家族が溶けていく狂気を感じさせるメタモル作画や、
椋の耳からボタンが入っていく異常な絵がなかなかトバしてたなー。
真面目な部分では、杏と朋也のバス停シーン。
背景切り替えによるこれでもかというわかりやすさでの
杏の心情表現が、隠しているようで全然隠せていない
杏の本心を代弁している形になっていて面白かった。
ことみ編でありながら同時進行で杏や智代の話も進める構成は、
風子編よりも群像劇的な印象が増してきたかな。
肝心のことみの描写も、ギャグの動作や天然でありながら
放っておけない感じなので可愛さが良く出ていた。
一歩間違うとこの上なくウザいキャラになってしまいそうだけど、
そこは演出と能登麻美子の演技で見事にバランス取ってるなぁ。