（ＴＶＫ）H2O-FOOTPRINTS IN THE SAND- ＃２

TVアニメ「H2O」OPテーマ 片翼のイカロス　カザハネ
鬼が住むと言われる村外れで暮らすはやみと距離を縮めていく琢磨、
だが学校ではやみをかばったことで自身も孤立していくことに。
農作業に勤しむイジメっ娘お嬢様、古びた商店にいるメイド服少女、
廃墟で水浴びしながら暮らす謎の美少女・・・。
何か違和感あると思っていたのだが、たぶんこの作品の世界観って、
美しい田園風景も村八分も全てひっくるめて、
ここ数年で築き上げられてきたオタク文化界における
「ヴァーチャル田舎」イメージの集大成みたいなものなんだろうな、と。
暖かく穏やかな肯定的田舎イメージと、閉鎖的で因習に満ちた否定的田舎イメージを
意図的に合成して世界観を構築している。
つまりこの違和感はかなり計算されたものであるには違いないのか・・・。
それが一体どういう効果を生むのか、面白さに繋がるのかは
まだ見守ってみないとわからないが、第一話ほどの嫌悪感はなくなってきた。
ストーリー的には結構熱血な方向にいくみたいだし。
ただ、アニメオリジナルらしい琢磨の盲目設定速攻消去に
その後のフォローが何もないのはいくら何でもいい加減なのでは・・・？