バンブーブレード ＃１９

　バンブーブレード DVD 四本目
バンブーブレード O.S.T.2　バンブーブレードドラマCD 紅盤
ミヤミヤがダンを巡って巨乳二刀流アメリカ娘と決闘。
登場シーンで国歌を流してしまう演出といい、
わかりやすい性格設定といい、恐ろしくテンプレ的なキャラ作りなのだが、
そのおかげで「あくまでゲスト」という印象が強くなっていて、
作品世界の邪魔をしないオリキャラとして成立していたのは興味深かった。
濃いけど無個性という不思議なバランス・・・。
まあ、まだこれから先も物語に絡んでくる可能性はあるけど。
でないと二刀流の意味が、百合にも対応可能という隠喩くらいにしかなってないぞ。
一応ミヤミヤメイン話で、その成長を追っていく形にはなっていたものの、
一方でダンに実力的に追いつかれてきたユージ、
棄権とはいえ初敗北を喫したタマの葛藤を少しずつ匂わせたりと、
今後への広がりを予感させる要素が多数仕込まれていたのは
シンプルなようで結構複雑な構成で、倉田英之の本気が感じられた。
これならこの先のオリジナルも期待持てそうかな。