（ＴＶＫ）レンタルマギカ ＃２４（終）

フィン＆穂波を止めようと戦いを挑むアストラルの面々、
アディといつきの言葉によって穂波は自分の本心を悟り、フィンを退けて決着。
穂波ＶＳアディの最強魔法対決、いつきＶＳフィンの妖精眼対決など、
バトルの見せ場はいくつかあったけど一番面白かったのは
龍ＶＳまなみだったなー。たかが浮遊霊の分際で龍相手に互角かよ！！
穂波の裏切りが告白によって何かなし崩し的になったり、
アディがあれだけ頑張ったのに結局穂波エンドっぽくなったりするのは
どうも腑に落ちなかったりもしたものの、全体的にはキャラそれぞれに
見せ場もある悪くないまとめ方ではあった。
全体としては、初期の時系列シャッフル構成が逆効果になっていたり、
魔法の描写が一本調子だったりといった問題はあったものの、
回を重ねることによってキャラへの愛着を深めていく
ある意味では非常にオーソドックスな作品として成立していた。
大当たりはないが大外しもないというか・・・わりと深夜アニメというより
夕方枠やゴールデンでの少年マンガ原作ものみたいな作りだった。
数多くのラノベ原作もののなかで意識的に王道路線を採ったのかな。
目立たないが安定して楽しめる作品になっていたと思う。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。