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ToLOVEる-とらぶる- #26(終)

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仲間達の助けを得てゴールを目指し走るリト、
途中でララ&春菜と重婚3Pエンドという夢を見せられるが、
それを振り払い見事に試練を乗り越えてみせる。
しかし、自分のせいで迷惑をかけたと考えたララは
リトとの婚約を解消し全員の記憶を消すという選択をする・・・。
アニメオリジナルの最終決戦から原作にあった擬似最終回ネタへと
話を若干強引に繋いで締めるという形の最終回。
原作ネタに繋いだこと自体は良いとしても、
ここまでオリジナルで話を大ごとに発展させてしまったせいで、
原作通りの「ララの発明品に欠陥があって助かった」というオチの
おざなり感があまりに強くなり過ぎちゃった気はするなぁ。
どうせならデビルーク王が気を利かせたとかいうことにでもしてくれれば・・・。
リトもララも春菜もそれぞれ決断をして成長は示したものの、
具体的な想いは口にしなかったのでその辺も消化不良。
まあ、要するに原作にボール投げ返して終わるにしては
今までが色々と問題多過ぎだったということで・・・。
それにしてもどうしてこういうアニメになったのかについては
凄く疑問のあるところなのだが、最初から浦沢義雄のような
クセの強い脚本家を動員して「うる星」のようなバラエティー色豊かな
作品にしていこうという計算に基いてやっていたのか、
それともエロ規制が予想以上に強くなっちゃったんで
そういう方向にいかざるを得なかったのかどっちなんだろう・・・?
初期はまだ原作準拠のエロとオリジナルのバランス取れてたわけだし。
しかし改めて考えると、マンガのエロは一枚絵で瞬間を切り取ることによる
ギリギリさを狙ったものが多く、あれをアニメに置き換えるのはほぼ不可能。
なのでアニメとしては最大の武器である「動き」を使った
エロを追及することになるわけだけど、現在は諸々の事情で
日本アニメが進化させ続けてきた胸揺れ・パンチラ・触手という
三大武器が使いにくい状況に置かれている・・・。
そういうなかでエロをやるには斬新な発想力が求められるが、
この作品には新たなエロ表現を開拓してやろうという
若い野心に欠けていたような気がする。
同時期の同じジーベック作品である「かのこん」が
その点非常に良く頑張って、頑張り過ぎて突き抜けてしまったもので、
こっちがちょっと大人しくなったのはバランスの問題だったのか・・・?
それにしてももっと出来ることはあったはずだと思うので、
安易なバラエティ路線に実情はどうあれ逃げてしまったように見えたのは残念。
ただ、キャラデザや声優陣など見どころは多かっただけに
これで終わってしまうのはあまりにも勿体ないんだよなぁ・・・。
スタッフの皆様、お疲れ様でしたが出来たら先の展開を広げて欲しい。