へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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テイルズオブジアビス #8

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TVアニメ「テイルズ・オブ・ジ・アビス」イメージアルバム
ルークと世界が、奈落へと堕ちてゆく・・・!!
先走ってヴァンの言いなりになったルークが
ついに取り返しのつかない悲劇を引き起こしてしまう話・・・で終わらずに、
そのまま世界とルーク自身の真実までも突き付けられる怒涛の展開!!
街を壊滅させてしまったルークが罪に堕ちるのと同じく
物理的にも下の世界に落下していくという構成は凄いな。
テイルズはRPGにおける「第二世界」出現イベントの意味を良く心得ている。
やっちまったルークが情けない言い訳を繰り返す姿を見て
仲間達が冷たい言葉とともに離れていく様子も、
ジェイドなんかは率直なんで逆にまだマシなのだが、
ガイの「幻滅させないでくれ」とティアの「少しは良いところもあると思ってた」は
相手の信頼を裏切ったのだという事実を端的に示していて重かった・・・。
ルークに全責任を負わせるのは状況的にあまりに酷だとは思うのだが、
直前で病人に対して非常識な態度取っちゃってたことで、
そもそもの人間性を疑われる状態になってるのが最悪だ。
で、更にここでそのルークの人間としての価値を根底から否定する
アッシュの発言が飛んできて終わるというところまでを
一話に収めていたのは、かなり無理していたにしても見事。
まさにどん底のどん底まで一話で持っていったが、
ここから一体どう這い上がってくれるのか・・・。
それと、ルークとアッシュ、お互いに反発し合う二人の極限の芝居を
一人でこなしていた鈴木千尋の演技は今回特に素晴らしかった。