機動戦士ガンダム00 2ndシーズン ＃１９

「兵器ではなく、破壊者でもなく、俺とガンダムは変わる・・・！！」

激戦のなか、ダブルオーライザーの粒子によって沙慈とルイスが再会、
結局ここでの説得は叶わなかったものの沙慈の決意はより強く、
そしてルイスの迷いもより激しさを増していく・・・。
追われるなかでも銃を取ることを良しとしないマリナと、
ガンダムのなかで復讐を否定しルイスへの愛を叫ぶ沙慈、
両者ともにまだまだ甘いという評価を覆すまでには至らないものの、
少しずつだが確実にその生き方を見せつけ始めていて、
それを他ならぬ刹那が自身の精神的肉体的革新とともに
後押ししていくという構図がかなり明確になってきた。
ドラマとしては強引なんだけど、理屈としては納得させられるんだよなぁ。
この刹那とガンダムの変革というテーマが最終的にＳＦ設定と人間ドラマ、
そしてメタガンダム論的に上手く落とせれば良いんだけど・・・。
アンドレイはピーリスに狙われたものの更に余計な勘違いを始め、
もうどうしようもない領域に突入している感じ。
このままだとルイスを寝取るような最悪の行動にも出かねないな・・・！！
ピーリスの方はまだ落ち着く気配が見えないが、
それよりも久々に復活してたのに誰にも気付かれずに終わる
ハレルヤの不遇ぶりに笑ってしまった。一体何がしたいんだよ！？
ティエリアは一騎打ちの末にリヴァイヴを捕獲。
接近戦に弱い同士が接近戦でカタを付ける流れには燃えた。
だがリヴァイヴを連行すると同時についにアニューが覚醒し、
ロックオンととばっちり食らったラッセさんに悲劇が迫る。
ロックオンはアニューのことに感付いていたのだから、
銃に細工くらいはしてくれているだろうか・・・？
今回のＣパートはネーナの裏切りで留美が爆死寸前。
ここで本当に終わってしまったら留美の背景や動機が
さっぱりわからないままになってしまうのだが、どうするんだ？
しかしここにきてネーナがド外道な悪女ぶりを復活させてくれたのは、
ルイス＆沙慈との因縁を考えると燃えるものがある。
あと、今回のミスターブシドー。
・・・マスラオが立ってるだけでカッコ良いのはわかったから、
とりあえず勝手にキレてないで何かしろ！！
刹那を本気にさせる為に何か仕掛けてきそうだが、
あまりブシドーに背く卑怯な振る舞いはして欲しくないなぁ。