獣の奏者エリン ＃１９
天才なうえに集団行動に不慣れなせいで
完全に空気読めない子になってしまったエリンが
どうにか仲間達に受け入れられていくまでの話。
遅刻や授業で教師を質問責めにするのはともかく、
テンパり続けていたにしろせっかくみんなが開いてくれた
歓迎会の席で寝落ちするという展開には驚かされた。
あれはさすがに、リアルに考えるとイジメ直行だよ・・・！！
仲間達が良い子揃いで本当に良かったなぁ。
しかしエリンほどの能力を持ったキャラなら
孤高の天才路線でずっといってしまっても構わないだろうに、
きちんと集団生活の大切さを描きそのなかでしか学べない
「個性を尊重し合う」という意識を浮かび上がらせていく
地に足の着いたテーマ語りが相変わらず見事だ・・・。
それと、周囲に同年代の少年少女が増えたことで、
相対的にエリン十四歳の美少女ぶりが
これでもかと際立つ形になってるのがちょっと嬉しい。
