（ＴＶＫ）（新）GA 芸術科アートデザインクラス ＃１

きらら四コマ原作を監督：桜井弘明、制作：AICPLUS＋でアニメ化。
とりあえず、主演の戸松遥が能登麻美子みたいに喋っているという
前情報だけが強烈に伝わってきて何だそれはと混乱していたのだが、
実際観て確かに戸松遥が能登になってると衝撃を受けた・・・！！
いや、良く聞くと確かに戸松遥でそんなに声が似てるわけでもないのだが、
たぶんこういうラインのウィスパーボイス演技を聞くと
反射的に能登っぽいと思ってしまうほど能登麻美子の演技が
すでにスタンダード化しているってのもあるのだろうなぁ・・・。
というか、普通に戸松遥の引き出しの多さに驚くのもあるのだが。
本編は、キャラ紹介や物語への導入といった手続きをすっ飛ばして、
いきなり芸術科限定あるあるネタの世界へと突入していくという
かなり思い切った構成。途中で戦隊ものネタが入ったり、
きららのＣＭそのまんまな原作コマ割りを活かしたネタが入ったりと、
一本調子にならないように目先を変えながら走っていく
バラエティー感覚のある展開はさすが桜井弘明って印象ではあったなー。
「デ・ジ・キャラット」シリーズで培ったものが全部入ってるような感じ。
ただ、基本のネタが本当に芸術科あるあるネタでしかないので、
どうしても作りがピンポイントになっている気はする。
キャラが馴染んでくればそこから広がってくるんだろうか・・・？
しかし、ＴＶＫだと「絶望先生」と「うみねこ」の間、
とてもこの場所でやるような作品には観えないな・・・。