青い花 ＃４

　センティフォリア
一緒に登校する約束を杉本先輩とあきらでバッティングさせてしまったふみ、
号泣しながらあきらに謝り杉本先輩と付き合っているけど
気持ち悪いとか思わないでと懇願！！
ああ・・・もう本当に面倒くさい娘だなぁ、ふみは。
普通だったらただのウザい娘になってしまいそうなところを、
そこが放っておけなくて可愛いという絶妙なバランスを保って
描写されているのが改めて凄いと感心。
しかし、いきなり女の先輩と付き合っていると友達に告白されて、
まあ別に・・・と受け入れてしまうあきらも只者じゃないなぁ。
潜在的に同性愛に対する素養がある・・・と考えたくなってしまうけど、
今はまだナチュラルに世界を見ているだけという方が正確なのかな。
杉本先輩はふみをメロメロにしながらも実は演劇部顧問の先生に
告白してフラれて転校したという過去を未だ引き摺っている模様。
だとすると、ふみとの関係は従姉妹がそうだったように、
一時の気の迷いや遊びといったものになってしまっているのか？
また同じこと繰り返して、ふみがヒドいことになりそうで怖い・・・。
それと、一旦会話を切っておいてからあとで抜けていた部分を
回想で埋めるという手法が随分と目立ってきているんだけど、
これは原作再現なのか時間軸よりも主観と客観を意識して
キャラの情報認識を厳密にコントロールしようとしているのか・・・。
とりあえず単純に、観ていて引っ掛かることは多いのだが。