仮面ライダーディケイド ＃２９

　MASKED RIDER DECADE COMPLETE CD-BOX
アマゾン世界編、後編。
全体的には昭和らしい不気味さと大らかさが同時に良く出た内容で、
アマゾン編としてはそんなに文句もない出来だったのだが、
やっぱり最終回目前のこのタイミングで
わざわざ二話かけてまでやる必要があったのかという点は
最後まで納得しきれなかったなぁ・・・。
それと、スパイ少年が怪人に改造されそうになって真実に気付いた途端に
アマゾンへの信頼に目覚める流れも不自然だったけど、
父親を失った心の穴を大ショッカーへの忠誠で埋めていたというのなら
その代替対象がアマゾンに代わってもあんまり解決していないんじゃ・・・。
一方的な忠誠ではなくお互い支え合う友情こそが
心を本当の意味で癒してくれるんだとかそういうことなのか・・・？
アポロガイストの「なのだ」口調、戦いながら高速ケータッチ操作、
腕輪争奪戦が技カードによって反則決着、す〜ぱ〜だいせつだ〜ん・・・など、
今回はバトルも最後の息抜きなのかと思うくらいネタ満載だったなー。
あ、けどクウガが超変身したのは別に最後のサービスじゃないよね！？
次回はライダー大戦序章ということで、今まで巡った世界のライダーが
映画と違って中の人付きで集結するって形になるのかな？
しかし何故かオリジナル剣崎が出てくるらしいのにはびっくりした！！
ディケイド好きを訴え続けていたという熱意が実ったのか・・・！？