へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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(新)荒川アンダーザブリッジ #1

ヴィーナスとジーザス
そして真裏で新房シャフト新作開始。
近年は「聖おにいさん」も話題の中村光ヤングガンガンに連載中の
荒川の橋の下に集う変人達の姿を描いたギャグ作品で、
本当に「ヴァンパイアバンド」と連続でこれを作れてしまう
新房昭之&シャフトの懐の広さには感服させられる。
しかもそのギャグ演出が今までの作品以上の突っ走り方!!
一話のなかでも話数を細かく分けてショートエピソードを
連続して畳み掛けるという構成になっていたのだが、
これがまた恐ろしいドライブ感を生み出していて息付く暇もなかった。
すっかりお馴染みになった神谷浩史のナレーション突っ込み演技も
更に切れ味を増していて未だ飽きさせないどころか成長しているのが凄い。
一方で、自称金星人のデンパヒロインを坂本真綾が演じているのは、
シャフト作品に坂本真綾という組み合わせの珍しさもあって新鮮な印象。
ホスト部ハルヒっぽい投げやり気味な演技が素敵だ・・・。
あとは、カッパが声も予告もいろんな意味で卑怯。
もうこれ以上作品数増やしても同じようなこと繰り返すだけで
仕方ないんじゃないかといった余計な心配をあっさり吹き飛ばす
シャフトの底力に改めて痺れさせてもらったなー。
あとは、また途中で力尽きないでテンションを維持してくれることを願う。