フジテレビ短編アニメ大賞

フジテレビが主催・審査した短編アニメ大賞の結果発表番組。
とりあえず・・・司会のCGロボキャラがウザ過ぎる！！
ああいう駄目なオタクをロボで表現するのは新鮮だったけど・・・。
全編放送されたのは佳作三作と大賞作の四つのみだったが、
予選通過作品もダイジェストで映像は流されて、
その一つ一つのクオリティの高さもなかなかのものだった。
佳作三つのなかではニコニコ動画にUPされて話題を呼んだりもした
「フミコの告白」のインパクトがやはり凄まじいなー。
他がCGメインなので手描きで動かしまくる魅力も良く目立っていた。
これで大賞獲れなかったのはパンツ見せ過ぎたせいなのか？・・・と、
ちょっとフジの審査方針に勘繰りを入れたりもしたのだが、
大賞作品である「チョコレートのウサギ パルピー」の完成度と
そのセンスの良さも素晴らしく、確かに万人受けするのはこっちだなと納得。
子供番組のワンコーナーとしてすぐに放送しても充分通用するレベルだ。
表現としてはドット絵をモチーフにしたビジュアルでありながら、
きちんと立体的な捉え方が出来ているのが面白い。
逆を言うとレゴブロックの人形をドット絵風に平面化しているというか・・・。
ともかく意外なほど豊作でこの賞が続いていくならば、
今までNHKくらいしか窓口がなかった短編アニメが
TVへ進出していく流れがより広がっていきそうで楽しみ。