へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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けいおん!! #4

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京都アニメーションの真髄が、地元を舞台に爆発する!!
というわけでロケハンし放題な京都修学旅行回。
第二期始まってから毎回その情報量の多さに唸らされてきたわけだが、
今回は単純な情報量の多さのみならずそこに込められた情報密度が
尋常ならざる濃厚さになっていて、観ていてまばたきも許されない感じだった。
ポンポンポンと修学旅行の定番ネタを畳み掛けながら
キャラの芝居作画や背景美術でひらすら「この一瞬」の価値を高めていく、
高校最後の修学旅行というイベントの一回性を絵で表現してしまっている
無茶な構造には改めて圧倒されてしまったなぁ・・・。
普通、そういうのは脚本レベルで表現するものだろうに
直接的な言及は寝る前の唯の一言くらいに留めておいて、
あくまで表面上描いているのは賑やかで楽しい旅行の様子ばかり。
なのにその裏にある特別な時間が過ぎ去っていく切なさみたいなものは
確かに視聴者の方がその構造から受け取るように出来ているという・・・。
しかも、明らかに計算してそれをやっているのが恐ろしい。
更には次回が居残りしている憂&梓視点になるらしいので、
そこでもう一押し「唯達が卒業していなくなった未来」を
想像させるような仕掛けが入ってくるのかも知れない。
あと、萌え関係のネタについては風呂や枕投げよりも
律の座り方とかキャラ同士のイチャイチャした絡み方とか
相変わらず生々しくフェチっぽい部分に変な執念を感じた・・・。