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劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ

劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール アルセウス 超克の時空へ [DVD]
昨年公開された劇場版。
確かディアルガパルキアにまつわる時空シリーズの完結編という位置付けで、
珍しく前作でのサトシ達とギラティナとの関係性を引き継いでいたりする。
本編は時間移動を使った歴史改変ネタで、驚くような仕掛けはないものの
歴史を動かしていく流れはわかりやすく構成されていて悪くなかった。
現代に残ったロケット団をもっと上手く使えれば更に良かったんだろうけど、
近年の劇場版は本当にロケット団の扱いが悪いからなぁ・・・。
それと、過去の世界においてポケモンが魔獣と呼ばれ
奴隷のように労働力として酷使されていたという描写があり、
こういう世界観の根幹に関わるような設定を見せてきたのは
シリーズの一つのタブーを破ってきたという感じがあった。
あれがどこまで本来の設定を反映しているのかはわからないが、
アルセウス天地創造神話と合わせると色々と妄想が広がる・・・。
あとは、アルセウス役のモロ様が期待通りのハマり方だったな。
ゲストではなく悪役になった山寺宏一のキャラは少し掘り下げ不足で残念。
ラストの一言だけであれはあれで国の繁栄を願って
神殺しを挑んでいたのだと伝えるのはさすがに難しかった気がする。