探偵オペラ ミルキィホームズ ＃４

TVアニメ 探偵オペラ ミルキィホームズ ボーカルアルバム~ミルキィ show time(音符記号)
「バリツ」・・・それはかの名探偵シャーロック・ホームズが身につけていたとされる日本武術、だがその正体は謎に包まれいくつもの説が流れるなか真実は未だ闇の中である。
そして今ここに、バリツ＝バルス説なる革命的発想が現れた！！　日本といえばジブリだしな！！
というわけで・・・なのか何なのかもはやさっぱりわからないが、バリツってバルスに似てね？・・・という思いつきから出発したに違いないにしてはあまりにも完成度高過ぎるジブリパロ回。
つーか冷静に考えるとバしか合ってねーじゃねーか！！　それでどうしてここまで突っ走った！？　このスタッフには迷いがないのか！？
とにかく、これまでにも増してハイスピードで破壊的ギャグを重ねていく一見大暴走しているようにしか観せない作りでありながら、終わってみれば全てが繋がっている超高度な脚本構成に再び脱帽。
ロープを食べたのは「ロープなら食べたよ」を言わせる為だし、幼女がこころちゃん好きなのは最後に「大変なものを盗んで」いく為だし、本当にネタの全てに無駄がないのが恐ろしい・・・。
演出のノリとテンポも異様な噛み合い方だよなー。「空気読め〜」の辺りとか、神が降りてきているようだった・・・。
それと今回、基本的にシャロと小恋・・・もとい小衣とゲストキャラで回していて、会長や他のメンバーを押しやっているにもかかわらず各キャラ別に濃さが薄れていないのが凄かったなぁ。
G4の他の面々もオチ＆予告担当でキャラアピールを忘れていない細やかさ。
しかし、だから小衣が抜けたあの三人ならG3ではなくGAじゃないのか・・・。