BLEACH #307
空座町に現れた変質者から逃げ回ったり、神殺槍の設定が変わったりする話。
たつき達の逃亡劇は、水色がナチュラルに狂っていたり普段セクハラ三昧な千鶴が一番の常識人だったりするキャラ描写が楽しいけど、そんな今までおざなりにされていた現世キャラの掘り下げに変質者になってまで付き合ってくれている藍染様が良い人に思えてしまって仕方がない。
探す真似事とか何でわざわざやってるんだよ、遊び友達のいない寂しがりか!?
ギンの藍染への不意打ちは、あまりにも強引な嘘設定暴露をテンポの良いセリフ回しで押し通してしまうセンスに脱帽。
ただ蛇のたとえの表現、ジャンプ掲載版だと「肌は冷やい」だったと記憶しているのだが「冷たい」になっちゃってたのは味が消えててちょっと残念。
ともかくこれでギンも藍染一派から離脱して、アランカル大百科もそれに合わせて今回で撤収。せっかくだから藍染のもう幾つあるのかもわからない変身形態も逐一解説して欲しかったなぁ。