（ＴＶＫ）とある魔術の禁書目録II ＃２２

「とある魔術の禁書目録?」アーカイブス1
上条VSヴェント、アクセラレータVS木原のダブル決戦。
決戦に相応しい濃い作画・・・というか決戦にかこつけて顔芸がやりたい放題になっていて、何かスタッフのリミッターが壊れた感じになってるのが面白かった。
スケジュールがキツかったという話もあるし、もう現場が変なノリになってるのかも知れないなー。それが本編の流れには良く合っていたので悪くはなかったけど。
ただアヘ顔の氷華見ながら上条さんが笑い出したり、インデックスが歌ってる後ろで木原がアクセラレータボコっていたり、絵的にシュールなシーンが多くなってたのは原作をどうアニメに落とし込むかという感覚が麻痺してきている印象もあったな・・・。
しかしアクセラレータはあれだけボコボコにされ能力喪失で完全にイっちゃった状態になっているにもかかわらず、何故かカッコ良く見えるから不思議。ついに女殺しの羽根まで手に入れるし・・・！！
久々に炸裂した上条さんの説教は、ヴェントが立場に似合わず物凄く日常的な苦悩を抱えていたがゆえに成立しているのが興味深かった。
ヴェントは苦悩を宗教論に持っていって思考を棚上げしようとしているんだけど、上条さんはそれを容赦なく日常レベルに引き戻す。右手以上に上条当麻そのものが幻想殺しなんだろうなぁ。