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ドラゴンボール改 #97(終)

ドラゴンボール改 人造人間・セル編 BOX3 [Blu-ray]
セル編ラスト、トランクスの未来帰還をもって「改」終了。
EDにトランクス未来編のダイジェストを入れるくらいのことはして欲しかったけど、ここで終わるのは仕方ないか。
ただここで終わるとヤムチャが妙に目立つなー。クリリンも勝ち組だし、天津飯はやたらカッコ良いし、もう戦わん詐欺の王子とはえらい違いだ・・・。
「改」の総括としては、間延びしていた「Z」を原作準拠のテンポに戻すという作品の大前提が早い段階で破綻してしまった点に企画見通しの甘さを感じずにはいられなかった。
続けるほどに無理が見えてきて結果的に原作でも「Z」でもない中途半端なものが出来てしまっていたのが残念。
最後に音楽の問題が出たのは不可抗力にしても、そもそも絵はそのままで音楽だけ変えるってやっぱ映像作品として難しいよなぁ。海外版みたいになってしまう・・・。
ただ声優の一部変更は個人的には受け入れやすかった。天津飯と16号、二役こなす緑川光も良かったし、平野綾のデンデが似合っていたのも意外な収穫だった。
そしてオリジナルキャストの面々の変わらぬどころかパワーアップした熱演も素晴らしかった。
田中真弓古川登志夫古谷徹の安定感たるや人間離れしている・・・そして未だ進化する野沢雅子は完全にサイヤ人!!
当時とは少し変わった他のキャストもこれはこれで悪くなかったし、言葉は悪いかも知れないけどドラゴンボール同窓会としては凄く豪華な作品だったと思う。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。