へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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C #6

「C」第1巻 <Blu-ray> 【初回限定生産版】
絵コンテ&演出:小林寛、原画にりょーちも&すしお。
で、ボランティア王子との対決を前に公麿に様々な問いが降りかかる話。
本来なら前後編かかる内容を一話に圧縮する代わり、絵コンテの工夫が数えきれないくらい大量に盛り込まれていて驚かされた。
ややこしい会話の内容を映像で補強するのは基本の演出とはいえ、今回のテンポの良い情報の多重化には独特の美意識も感じられたなぁ。
話も今までが導入編だとするなら一歩踏み込んだ応用編、様々な現実や思惑を知ったうえでさて主人公はどうするかという、物語が本番に突入していく高揚感があって良かった。
まあ公麿が真朱にいきなり惚れ始めているのは少し唐突な印象もあったけど、その程度の情報すっ飛ばしは計算の内か。主人公がバーチャル女に惚れるのは自然の摂理なので説明する必要もないしな。
それとボランティア王子のキャラ、何か裏があるのかと思っていたら本当にお坊ちゃんなりに頑張っている奴だったのね。
その辺のキャラ描写も「東のエデン」との対比を連想させるか・・・。