花咲くいろは ＃１０

面影ワープ
緒花が熱を出して寝込む話。
脚本が西村ジュンジだったこともあり、激動の本編から一拍置いての小休止といった雰囲気。
すっかり旅館に自分の居場所を見い出していた緒花が熱にうなされながら再び居場所を失うことに恐怖する展開も、現時点での緒花の立場を簡潔にまとめていて上手かった。
それと、妄想と時間軸の切り替えを意図的に混合させて、どこまで現実なのか掴めないノリを生む演出も面白かったな。
民子の緒花の顔面イタズラ書きはマジでやったのかと思ったよ・・・！！
それにしてもキャラによってTVを付けたり消したりする様子、椅子の上での民子と菜子の押し合いなど、映像的な仕掛けの多彩さが凄い。
普通、こういう回だと作画に楽させるような絵コンテになりそうなものなのに・・・。