あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 #10
全てを終わらせる花火が上がり・・・それでも物語は終わらない。
特別なことは何もせず、ひたすら各キャラの葛藤を並べていくだけの構成なのに緊張感が物凄い。
そして、ゆきあつがヒドい!! もういいとか言いながらクンカクンカが止められないのは、もはや変態が性根に染み付いちゃったからとしか思えないよなー。
つるこはこんな女装趣味の変態に振り回され続けて、そんな人生で大丈夫なのか・・・。
めんママンの問題は家庭内で解決しそうで、良かったような拍子抜けしたような不思議な気分。結果的に土下座ゆきあつが効果あったのね。
あとは結局、じんたんの未練とぽっぽの問題か。ぽっぽはあれ、めんま見殺しにしたってことなのか?
しかしこれだけシンプルな展開で進んでいるにも関わらず、ラス前まできてオチがまったく読めないのは見事という他ないなぁ。
それぞれにとって何が一番幸せなのかと、どうなるのが現実的で未来に希望を持てる形なのかが微妙にズレてるのがこの青春モヤモヤ感の秘訣だろうか?
幸せを捨てないと青春は終わらない・・・いや、始まらないのか。