バカとテストと召喚獣にっ！ ＃８

わたしとウチと乙女心
ワシと僕らと恋愛術
絵コンテ＆演出＆共同作監：坂本隆で、明久達と帰国子女な美波との出逢いの過去編。
言葉の壁に悩み孤独に陥る美波の心情をメインとした、「バカテス」とは思えないくらい全編シリアスな内容。
いつも以上にポップな記号・文字演出の数々が明るさではなく恐怖や違和感を表現するものにすり変わっているのが非常に興味深かった。
これは大沼心作品として「ef」のラインが甦ってきたようでもあり、「バカテス」としては戸惑いながらも引き込まれた。
水橋かおりのドイツ語演技、要所で炸裂する美波萌え芝居作画なんかも見応え充分で、異色作でありながらトータルでの完成度は素晴らしかったなー。
ラストのあの美波の動きは反則！！　もう姫路さんって誰ですかって感じでメインヒロインだ・・・。