（ＴＶＫ）R-15 ＃１２（終）

仲間達で淫歌を大合唱して天才って素晴らしいと感動の嵐を呼ぶ最終回。
ひっでぇ・・・！！　と、クライマックスの淫歌大合唱を観ている間ずっと呟きが治まらなかった！！
もう本当にヒドい！！　ヒドいという以外の言葉を全て拒絶しているかの如く、ヒドいとしか表現しようのないクライマックスをわざわざ全力で作っちゃってるのが更にヒドい！！
これはこれで「ロウきゅーぶ！」とは違った意味でスタッフの大人の仕事を感じる内容ではあったなー。
やるべきことはきっちりやる、サービスには手を抜かない、そのうえで高望みしない・・・という今まで貫いてきたスタンスが最終回に至って作品そのものを常識からズレた次元に導いてしまったような印象。
まったく、真面目に作ってるのはわかるんだけど何でこんなおかしな方向に半歩ズレるんだ！？
全体的にも、実は今期のなかではピンポイントで暴れる作画といい一話完結で落とす脚本といい完成度は決して低くない。なのにまるでそう見えない。
良くも悪くも既存の価値観の外で勝負してしまっているような場違い感があって、個人的にはそこが凄く面白かった。
まあ世間に容易に受け入れられないのが天才というものなんでテーマ的にもこれで合ってるのか・・・。
新人を大量起用した配役の冒険も意義は大きかった・・・はず。このなかから誰か抜け出してくれるに違いない！！
ともかくスタッフの皆様、お疲れ様でした。