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バカとテストと召喚獣にっ! #13(終)

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ラジオCD「バカとテストと召喚獣 文月学園放送部」Vol.8
ラストになって今更姫路さんが本気出す最終回。
12話かけて美波の圧倒的優位になっていた流れを一話でひっくり返すのは卑怯!! メインヒロインって奴はこれだから・・・!!
しかし姫路さんの決意とともに「バカ」の定義を語ってきっちりテーマを消化して終わったのは意外なほど美しくまとまっていて良かった。
まあ、一つのことだけに夢中になる「バカ」に明久を重ねるのは何か違う気もするのだが・・・。
全体として第二期は良い意味で第一期にあった気負いが消えていて、実に素直に原作テイストとスタッフのセンスを馴染ませていたのが印象的。
第一期よりも原作寄りなのに、スタッフの個性も第一期より発揮されていたように感じるのが面白い。
ただそれゆえに第一期にあった何が出てくるかわからない新鮮さは薄れてしまっていて、それが安定感という名のマンネリを招いてもいたのかな。
この第二期になると途端に安定する一方で話題性が萎むって現象、まさにシャフトアニメによくある構図なのだが監督が大沼心だってだけで何でそこまで受け継ぐんだろう?
タイトル自体にはまだまだパワーはあると思うので、これで燃え尽きず何かしら次に繋げられると良いのだが。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。