へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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へうげもの #26

袋小路に入り込んでいく利休と、悪夢に蝕まれ始める秀吉。
どちらも客観的には天下を取りながらも己の満足には辿り着けず、徐々に歯車が狂い出していく様子が寂しい。
ただ、この利休の有り様そのものが侘び寂びの極地のようでもあるのが何とも複雑・・・。
秀吉の悪夢はビジュアル的にも相当なインパクトで、ここから秀吉がどうなっていくのか史実を踏まえると色々と怖い。
そんな状況で、鳥獣戯画より仁王像の方が笑えるという織部の価値観を見せていたのはいずれ訪れる徳川時代への萌芽みたいなものなのかな。