へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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ギルティクラウン #9

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お前なんて武器として使われてればいいんだよ!!・・・と友達の武器を取り出したらとんでもない心の暗黒面が象徴されていて大変なことになる話。
再会した八尋に対する集のクズっぷりは、まあ売られたことを考えればわからないでもないがそれにしても最近の態度から少し離れていて唐突感があった。
恨みを持ち続けていたというよりも、どういう対応したらいいのかわからないのと葬儀社入って気が大きくなっていたせいでケンカ腰になったって感じなのかなぁ。それで最後に自覚のなかった心の闇を指摘されてヘコむと。
心を武器化するヴォイドの真の意味が最悪の形で突きつけられる展開はなかなか刺激的で悪くなかった。
既存のロボットアニメの同種の展開と比べると、殺すことになる相手との直接的な関係性が弱いのが惜しいけど、ともかく集が人殺しを自覚したというのは大きい。
今までどこか意味合いがフワフワしていたテロ活動も友達の武器化も、これでようやく本来あるべき価値を発揮してくれそう。
それと今回は暴走ロボの作画とアクションがきちんとロボ自身をキャラ立てさせたものになっていて、正統派ロボットアニメらしさが良く出ていたように思う。
あと、スポーツマンに対する処世術も完璧な集ストーカーさんの応用力には本気で驚いた。