へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

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(TVK)たまゆら〜hitotose〜 #11

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TVアニメーション「たまゆら〜hitotose〜」 ボーカルアルバム、なので。
私たち展に備えて麻音が自作の朗読劇をやると言い出す話。
な、何てイタい発想を臆面もなく行動に移すんだ!!・・・と、観ている方が恥ずかしくなってしまったのだが、それでも少女達は真面目に真っ直ぐに想いを実現させていて、ああ恥ずかしいなんて思ったこっちがバカだったと反省。
しかし女子高生の自作朗読劇を暖かく楽しむ地域社会の優しさなんて、もはやファンタジーとしか感じられないのも事実。今まで以上に凄く難しいラインを突いた話ではあった。
ただ、人前に出て何かすることに自己実現を見出す四人の心象に、ニコ生配信なんかにハマる現代的な十代のリアルを見た気もしたんだよなぁ・・・。
そういう感覚自体は本来、時代を超えた健全な気持ちなのかも知れないけど、優しい「場」を得られるかどうかで意味合いが変わってしまうのか。
そんなようなことを考えると現代を舞台にしているはずがやっぱりどこか寓話的だった印象。
あと今回は麻音の揺れる想いに応えるように作画芝居が丁寧で可愛かった。