へたブロ~下手の考え休むに似たるのはてブロ~

なれのはて 過去感想は作品タイトルで検索してください

スポンサードリンク

(TVK)(新)戦姫絶唱シンフォギア #1

Synchrogazer
戦姫絶唱シンフォギア 1(初回限定版) [Blu-ray]
戦姫絶唱シンフォギア キャラクターソング1 ツヴァイウィング
Meteor Light(初回生産限定盤)(DVD付)
戦姫絶唱シンフォギア キャラクターソング2 立花響
戦姫絶唱シンフォギア キャラクターソング3 風鳴翼
原作:上松範康金子彰史、監督:伊藤達文、キャラ原案:吉井ダン、キャラデザ:小池智史、クリーチャー原案:okama、制作:エンカレッジフィルムズ、制作協力:サテライトによる大型オリジナル企画。
水樹奈々をはじめ多くの声優アーティストに楽曲提供してきた音楽プロデューサーである上松範康が「ライブアニメはウケる」という的確な市場分析のもと「ワイルドアームズ」シリーズを手掛けたゲームクリエイター金子彰史に協力を仰ぎ完成させた原案を錚々たる企業が名を連ねる製作委員会によってアニメ化!! これでハズれるわけがない!!
・・・というわけで完成したのは、高山みなみが出オチ死亡して水樹奈々がまた誰も守れなくて悠木碧ソウルジェムが濁る美少女スプラッターネタアニメでした。
ええと、あの、これ本気でやってるよね!? 別に大真面目にネタをやって笑わせようとかそういう戦国BASARA的な計算もなく素でカッコ良いと思って毛筆必殺技表記してるよね!? 普通に「喰霊-零-」みたいに盛り上がると思って高山みなみ殺したよね!? まどマギファンに受けると思って悠木碧が黒化したよね!?
凄いぞ、ここまでガチで間違った方向に突っ走ってるアニメ久々に観た!! かつてGONZOが良くやらかしてたようなタイプだ・・・!!
実際クオリティに関しては相当気合い入っていて、ライブシーンと一体化したバトルの表現や緊迫感を損なわない画面構築は素直に感心した。
構成も実はそんなに悪くはないと思う。視聴者置き去りに次々と衝撃的な展開を迎える作りも刺激には溢れているし、特にティーン層を狙うならこれくらいハジケていた方がいい。
ただ・・・肝心の部分で決定的にオッサン臭い。何でそう感じるのか具体的な指摘は難しいのだが、パチンコ系作品にも通じる世代遅れ感があるのが致命的。
そうなんだよ、現状を正しく分析し最高の準備を整えたうえで世に送り出すと、周回遅れになってるもんなんだよ・・・。
しかし何だかんだでハイクオリティなのには違いなく、また楽曲もネタ要素も豊富に投入されることからわりと一定の成功は収めそうな気もする。
純粋に毎回のキャラソン戦闘は楽しみだし。高山みなみが一回限りなのは残念だけど、その高い基準点に悠木碧や他の声優がどう挑むのかは興味深い。
それにしても・・・本っ当に水樹奈々の主演するアニメってこんなんばっかだな!! ハトプリで呪い解けたと思ってたのにー!!