ダンボール戦機 ＃４４（終）

第一期最終回。
オーディーンVSイフリートの最終決戦は、CGロボバトルの最先端ここにありを見せつけていてそれだけでも大興奮！！
さすがにハリウッド版トランスフォーマーなんかを持ち出すとアレだが、しかし日本のTVアニメでこれほどのロボットアクションを成し遂げたCGは今までなかったように思う。
特にスピード感が素晴らしい。またCGロボで一番問題となる重量感のなさが、LBXの場合はむしろ利点になるのだと最終回に至って明確に示されていたのも面白い。
物語のクライマックスであると同時に、作品手法や理念まで極まっているのが理想的だったなぁ。
しかし、肝心のドラマが尻つぼみというか舌足らずというか尺不足というか・・・これ新シリーズとメディアミックスのスケジュール調整の為にエピローグ削らせただろレベル５！！
ただでさえ最終決戦は全体的に駆け足なのが残念だったのに、最後の最後でこれはないだろうと・・・。
さすがにエピローグについては第二期の冒頭で補完してくれるのかなぁ？
（追記。コメントに原作からしてエピローグがないという衝撃情報が。えええええ・・・・）
レックスの語りとバンの答えが、どちらも観念に走り過ぎていて今までの話と繋がっているように感じられなかったのも惜しかった。
人間の業を語るなら、それに合わせて人の形を模して作られたロボットの定義についても触れて欲しかった。
まあその辺はガンダムはじめロボットアニメって最後にロボットどうでも良くなるのがお約束なのかも知れないけど。
第二期は「W」の名の通りW主人公になるのかな。それもコロコロ的なお約束だ。