銀魂’ ＃２５２（終）

銀魂’ 11(完全生産限定版) [DVD]
金時編をやるみたいな予告流しましたが、最終回です。
以前から後番の情報は流れていたので覚悟はしていたのだが、それでも次の長編エピソードはアニメの締めに似合いの内容だけにそこまではやってくれるのかと思ってたんだけどなぁ・・・。
そういう点も含めて、ここでの終了が既定路線だったのかもう１クールくらいは何とかしたかったが無理だったのか気になるところ。
偶然、同じゴールデン左遷組として長年テレ東夕方枠を支えてきたBLEACHと終了が重なったのも皮肉な宿命を感じる。あっちは一応出戻りだけど。
本編は最終回らしく今までの不祥事を謝罪・・・すると見せて不祥事特集をする「銀魂」らしい終わり方。
ババキュアがスマプリバージョンになっていたのには笑ったけど、何でマーチなのか思ったら着物が緑だからか。っていうかマーチの初変身から一ヶ月も経ってないぞ！！
ただ、なるべくいつも通り湿っぽさを排して終わろうとしているんだけど、それでも滲み出る寂しさが感じられて、何だかギャグも泣き笑いみたいになってしまったなぁ。
第一期終了時のような劇場版や再開を前提にした雰囲気もなかったし、少なくともTVでは本当にこれで終わりなんだろうな。
いつ終わったって本望という勢いでずっと駆け抜けていたんだし、ようやくその時がきたというだけなんだろうけど、いざこの作品がTVから消えるとTVアニメという媒体そのものがひどく窮屈なものに見えてきそうで凄く不安だ。
「銀魂」の無茶って、この作品だけの問題ではなくTVアニメの可能性や度量を示すうえで常に重要なものだったんだと、終わりを前にして思い知る。
せめて・・・せめて蓮（ピー）にもう一太刀浴びせて欲しかった！！
まあ、藤田監督は私生活を犠牲にして頑張っていたようなので、引き際も大切ではあるのかな。
永遠に続けていたらたぶんそのうち死者が出るだろうし、今が幸せに終われる絶好のタイミングだったのかも。そう思っておこう。
スタッフの皆様、お疲れ様でした。